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- 作者: 山崎裕司
- 出版社/メーカー: プレジデント社
- 発売日: 2000/07
- メディア: 単行本
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まず安心感がある,いつものとおり繰り返すのだから。
その上,単純に見えて実は適度にひねりが入る。状況の変化というやつだ。
それなりの工夫を要求されるから,少しくらいは頭も使うし,心地よい刺激にもなる。慣れて来ると,すばらしい居心地の良い世界になって来る。誰にも口出しできない,そんな世界ならさらに具合が良い。
最高の環境の出来上がりです。
そんな世界に慣れてくると外の世界にうとくなる,うとくなるから拒絶する。新しいこと,自分にできないことを拒絶し続け,さらにその世界は強固なものとなり,ますます外に出られなくなる。
その世界の特徴は,狭い領域の仕事について異常に詳しいことだ,これはあの人にしかできない,あの人しかない。そんな評価を受けていたりする。
しかし専門家などと勘違いしてはいけない。ただバタバタ,あくせく動き回っているだけの事。その証拠には会社の利益などお構いなし。
効率が悪くても関係なし,誰からも文句を言わせない。